コンロの五徳は調理のたびに汚れや油が付きやすく、放置すると焦げ付きやニオイの原因になります。ここでは、家庭で安全にできる五徳の掃除手順とコツを分かりやすく紹介します。
(所要時間:下準備+つけ置き30分〜1時間、作業20〜30分)
準備するもの
- ゴム手袋
- 古い歯ブラシやナイロンたわし(硬い金属たわしは表面を傷めるので注意)
- スポンジ(柔らかめ)
- 重曹(ベーキングソーダ)
- クエン酸またはお酢(用途に応じて)
- 中性洗剤(食器用)
- バケツまたはシンク(つけ置き用)
- キッチンペーパーや布、ふきん
- 換気(窓・換気扇)
安全上の注意
- 必ずコンロのガス・電源を切り、五徳が十分に冷めてから作業してください。
- 漂白剤(塩素系)と酸性のもの(クエン酸・お酢)は混ぜると有毒ガスが出ます。絶対に混用しないでください。
- 金属製の五徳は塗装やコーティングが剥がれることがあるため、強い研磨や金属たわしの使用は最小限に。
基本の掃除手順(重曹+中性洗剤で安全に)
- 五徳を外す:コンロから五徳を外し、焦げ付きや大きなゴミを落とします。
- つけ置き液を作る:バケツやシンクにぬるま湯を入れ、中性洗剤を適量(キャップ1杯程度)と重曹大さじ2〜3を溶かします。重曹が溶けにくければペースト状にして使ってもOK。
- つけ置き:五徳を完全に浸して30分〜1時間つけ置きします(頑固な焦げは長めに)。
- こすり洗い:つけ置き後、歯ブラシやナイロンたわしで汚れをこすります。溝や角は歯ブラシが便利。
- すすぎ&拭き取り:ぬるま湯でしっかりすすぎ、水気を拭き取って乾かします。完全に乾いてからコンロに戻してください。
頑固な焦げ・油汚れの落とし方(応用)
- 重曹ペースト法:重曹:水=3:1くらいでペーストを作り、汚れに塗って30分放置→ブラシでこする。
- お酢+重曹の泡で分解:重曹を振りかけてから酢(またはクエン酸水)をスプレーすると泡が出ます。泡が落ち着いたら擦って洗い流す。※塩素系とは絶対混ぜない。
- 市販のグリルクリーナー・オーブン用洗剤:表示に従い使用。ゴム手袋と換気は必須。塗装が剥がれる恐れがある素材は注意。
- 焼き付け焦げ:つけ置きや重曹でも取れない場合は、専門業者に依頼するか、五徳自体の交換を検討。
素材別の注意点
- 鋳物(鉄)の五徳:乾燥させた後、薄く油(植物油)を塗るとサビ予防になります。
- ホーロー・塗装タイプ:強いアルカリや研磨でコーティングが剥がれることがあるので、中性洗剤と柔らかいスポンジで優しく。
- ステンレス製:クエン酸や重曹で比較的扱いやすいが、金属たわしで強く擦ると傷がつくので注意。
掃除後の仕上げとメンテナンス
- 五徳は乾燥させてからコンロに戻す(湿ったままだとサビや異臭の原因)。
- 定期的に(週1回目安)軽く拭くことで、こびりつきを防げます。
- 油汚れが多い場合はキッチンペーパーで拭き取ってから温めずに掃除すると楽です。
まとめ
五徳の掃除は「つけ置き+やさしくこする」が基本。重曹や中性洗剤を中心に使えば家庭でも安全にきれいにできます。頑固な焦げや素材のダメージが心配な場合は、無理をせず専門業者や五徳の交換を検討してください。

