洋服のカテゴリー別・アイロンのかけ方と素材別温度ガイド

アイロンがけは、洋服の見た目を整えるだけでなく、生地の風合いを保つためにも大切なケア方法です。
衣類の種類や素材に合った正しい方法でアイロンをかけることで、長持ちし、清潔感のある仕上がりになります。


👔 シャツのアイロンがけ

ポイント:「小さい部分から大きい部分へ」。順序を守ることで仕上がりが美しくなります。

  1. 襟:裏→表の順でかけ、角をピンと立てるように。
  2. 肩ヨーク:アイロン台の角にかけ、丸みに沿って整える。
  3. 袖:袖口→袖全体の順に。二重線ができないよう片面ずつ。
  4. 前身頃と後身頃:ボタンまわりは当て布を使用し、先端で細かく伸ばします。

👖 パンツのアイロンがけ

ポイント:センタープレスをしっかり入れるとプロの仕上がりに。

  1. 腰まわり:裏返してポケット部分のシワを軽く取る。
  2. 脚部分:半分に折って折り目を合わせ、スチームをあてながら折り目をつける。
  3. 固定:熱が冷めるまで動かさず放置。

スーツパンツやウール素材は必ず当て布を使いましょう。


👗 スカートのアイロンがけ

ポイント:プリーツやギャザーを崩さないよう、下方向に優しくアイロン。

  1. ウエスト部分:軽くスチームで形を整える。
  2. 全体:縫い目に沿って下方向にアイロンを動かす。
  3. プリーツ:ひだを指で整えながら当て布越しに軽く押さえる。

👗 ワンピースのアイロンがけ

ポイント:部分ごとに分けてかけるとシワ残りを防げます。

  1. 上半身:襟・袖・肩を先に。
  2. スカート部分:縫い目に沿って下に滑らせるように。
  3. 仕上げ:スチームでふんわり整える。

🧵 素材別アイロン温度早見表

素材温度の目安スチーム注意点
綿(コットン)180〜200℃(高温)使用OKしっかりプレス。厚手はスチーム多め。
麻(リネン)180〜200℃(高温)使用OK水分を多めにして、シワを伸ばす。
ウール140〜160℃(中温)軽く使用必ず当て布を使用。テカリ防止。
ポリエステル120〜140℃(低温)軽く使用焦げやテカリ注意。短時間で仕上げる。
ナイロン110℃以下(低温)使用NG変形しやすいので当て布必須。
シルク110〜130℃(低温)軽く使用裏から当て布越しに。直接スチームNG。

🌸 仕上げのコツ

  • アイロン後はすぐ畳まず、ハンガーで冷ます。
  • 熱が残ったまま畳むと、再びシワができます。
  • スチームを多用した衣類は、完全に乾かしてから収納しましょう。

アイロンは「生地に優しく、形を整える」ケア。
正しい方法を身につけることで、お気に入りの服をより長く楽しむことができます。

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