「子どもが片付けてくれない」
「何度言っても、洋服やおもちゃが出しっぱなし」
「子どもが自分で片付けられるようになってほしい」
子育て中のご家庭では、このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実は、子どもが片付けられない原因は、単純に「片付けが苦手だから」とは限りません。
子どもにとって、収納場所が分かりにくかったり、戻す動作が難しかったりすることもあります。
今回は、子どもが自分で片付けやすくなる収納づくりのポイントをご紹介します。
「片付けなさい」だけでは片付かない理由
大人にとっては簡単に見える片付けでも、子どもにとっては、
「これはどこに戻すの?」
「どの箱に入れるの?」
「どこに置けばいいか分からない」
という状態になっていることがあります。
収納場所が決まっていないのに「片付けなさい」と言われても、子どもはどうしていいのか分かりません。
まずは、子ども自身が分かる「物の定位置」を作ることから始めましょう。
子どもが届く場所に収納する
子どもが自分で片付けるためには、収納場所に手が届くことが重要です。
よく使うおもちゃや洋服などを、大人しか届かない高い場所に収納してしまうと、毎回親に手伝ってもらう必要があります。
よく使う物ほど、子ども自身が取り出せる高さに収納しましょう。
収納方法を複雑にしない
きれいに見える収納が、必ずしも子どもにとって使いやすいとは限りません。
例えば、
- 細かく分類しすぎる
- 収納ケースにフタがある
- 重たい引き出しを使う
- 一度取り出すために何個も動かす必要がある
このような収納は、大人でも面倒に感じることがあります。
子どもの収納では、「簡単に入れられる」「迷わない」「戻しやすい」ことを優先することが大切です。
「きれいに並べる」より「戻せる」を優先する
整理収納というと、洋服をきれいに畳んだり、おもちゃを種類ごとに細かく分けたりするイメージがあるかもしれません。
しかし、子どもが自分で片付けることを目的とするなら、最初から完璧な収納を目指す必要はありません。
多少乱れていても、子ども自身が戻せる仕組みになっていることの方が大切です。
「きれいに収納する」よりも「自分で戻せる」ことを優先してみましょう。
子どもと一緒に定位置を決める
収納場所を大人だけで決めてしまうのではなく、子ども本人に「どこにあると使いやすい?」と聞いてみるのもおすすめです。
実際に使う本人が納得していると、片付けへの意識も変わりやすくなります。
「ここなら取りやすい」
「ここなら戻せそう」
という場所を一緒に探してみましょう。
子どもの成長に合わせて収納も変える
子どもは成長するにつれて、持ち物も生活スタイルも変わっていきます。
小さい頃はおもちゃ中心だった収納が、成長すると学校用品、洋服、部活動用品などに変わっていきます。
そのため、子どもの収納は一度作ったら終わりではありません。
今の年齢や生活に合わせて、定期的に見直すことも大切です。
「子どもが片付けない」のではなく「片付けにくい」のかもしれません
何度言っても片付けない場合は、子どもを責める前に、収納の仕組みを一度見直してみましょう。
「どこに戻せばいいのか分からない」
「収納場所が遠い」
「収納方法が難しい」
「物が多すぎる」
など、子どもが片付けにくい理由が隠れているかもしれません。
収納を変えるだけで、子ども自身が片付けやすくなるケースもあります。
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