絆創膏や湿布にも使用期限がある?正しく知って安心・安全に使おう

自宅の救急箱や薬箱に入っている絆創膏や湿布、いつ購入したか覚えていますか?実は、これらにもきちんと「使用期限」が設定されていることをご存じでしょうか。今回は、絆創膏や湿布の使用期限と、その重要性について詳しくご紹介します。

絆創膏の使用期限はどれくらい?

一般的に、絆創膏の使用期限は製造から約3〜5年とされています。箱やパッケージの裏面に「使用期限」や「有効期限」の記載がありますので、まずはチェックしてみましょう。

期限を過ぎた絆創膏は、粘着力が落ちていたり、滅菌効果がなくなっていたりする可能性があります。また、パッド部分が変色していたり、異臭がする場合は使用を控えるべきです。

湿布の使用期限は?

湿布は一般的に製造から約3年が使用期限とされています。ただし、保管状態により有効成分の劣化が早まることがあります。特に高温多湿な場所に置いていた場合は、成分が変質し、効果が弱まったり、肌トラブルの原因になることも。

使用期限が切れたらどうなる?

  • ・粘着力や冷却・鎮痛効果が低下
  • ・肌に刺激を与えたり、かぶれやかゆみが出やすくなる
  • ・滅菌が不十分になり、感染症リスクが高まる

特に湿布は、皮膚に直接貼るため、有効成分や基剤の劣化によってアレルギーや皮膚炎を引き起こす恐れもあります。

期限切れを防ぐためのチェックポイント

  • ・定期的に救急箱の中身を見直す(半年〜1年に1回がおすすめ)
  • ・購入日や期限をラベルにメモして貼っておく
  • ・使わない分は直射日光・高温多湿を避けて保管する

未開封でも劣化することがある

「未開封だから大丈夫」と思われがちですが、保存状態によっては未開封でも劣化する可能性があります。特に夏場の車内や窓際など、高温になる場所で保管していた場合は注意が必要です。

まとめ:安心して使うために、期限チェックを習慣に

絆創膏や湿布は、いざという時にすぐ使えるよう常備しておきたいアイテムですが、使用期限の管理もとても大切です。定期的なチェックと正しい保管方法を心がけ、必要なときに安全・安心に使えるよう備えておきましょう。

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